インプラントを応用した外れない総入れ歯
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総入れ歯は、入れ歯を支える歯がないため、どうしても動いたり外れたりします。
上顎の総入れ歯は、適切に作るとお吸い物のお椀の蓋が外れないように、しっかりとくっついたものを作ることが可能です。
しかし下顎の総入れ歯はどうしても外れたり浮いたりしやすく、慣れるまで良く噛めません。特に今まで歯があった方が抜歯して総入れ歯になった場合は、よく噛めない、外れる、浮いてくるといった訴えが多くなります。
そのような方のために、当院ではインプラントと磁石を応用して、外れず浮いてこない、そして噛む力が増す入れ歯を作っています。
下顎と総入れ歯に磁石つきのインプラントを埋め込みます。
下顎に埋め込んだインプラントは動きませんので、磁力によりしっかりと入れ歯を支えます。そのため、入れ歯するので、外れない、うき上がらない総入れ歯が出来上がります。
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失った歯を全てインプラントで補おうとすると、8本から12本前後インプラントを埋め込まなければなりませんので費用がかかります。 しかし、今回紹介した例ですと、埋め込むインプラントは4本と少数で済みますので、費用が1/2〜1/3、身体への負担も少なくなります。噛む力は今までの総入れ歯に比べ、格段に勝るので、なんでも苦痛なく食べられると好評です。
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金属の入れ歯
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通常の入れ歯は、プラスチック様の材質で出来ているので、強度を持たせるため、厚めに作ります。
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金属の入れ歯は、強度に勝るので、薄く作れます。熱いもの、冷たいものなど、熱を通しやすいので、食べ物が美味しく感じられます。
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上の入れ歯を横から見た図です。通常の入れ歯は厚めに作るので、舌の動きを阻害することもあります。
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金属の入れ歯は、薄いので、舌との間隔が広がります。
発音しやすくなり、異物感も減少します。
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金属の入れ歯は(総入れ歯の場合)、一部保険の対象となります。
詳しくは、歯科までお問い合わせください。
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